
レーザードローン計測
レーザードローン計測とは?
LIDARは広範囲に無数の赤外線レーザーを照射して、反射パルスを検出することにより地形を計測する手法です。レーザードローン計測はこのLIDARをドローンに搭載し、GNSSとIMUによる位置情報・姿勢情報を加えて解析することにより、測地座標による地形点群データを取得することが可能とするシステムです。
複数のパルスを取得することにより、樹木や農作物がある場所においても地表面の標高を精密に計測することができます。

計測した直後に正確な点群を提供可能です。
弊社が運用するレーザードローンシステムはRTK-GNSSによりリアルタイムで(後処理解析を待たず)正確な点群の位置情報を取得し、計測後20分程度で点群データ(LAS等)を提供可能です。
使用機器 | ドローン:DJI Matrice300RTK LIDAR:DJI Zemmuse L1 |
精度 | 水平誤差10cm 鉛直誤差5cm |
リターン | 1~3パルス |
点数 | 1パルス:最大24万点/秒 3パルス:最大48満点/秒 |
スキャンモード | 反復走査パターン、非反復走査パターン |
計測可能範囲 | 1フライト(30分以上)あたり、10ha以上 |
活用事例
- 土木工事の起工測量
- 森林のリモートセンシング
- 山林原野地域における現況の調査
有限会社横山測量設計事務所のレーザードローン計測の特徴
弊社は土木設計・建設工事をサポートする測量会社として30年を超える業務実績があり、数多くの現場を手掛けてきました。この経験を活かし、「現実の設計・施工で使えるデータを提供できるか」を第一に考慮します。
点群の使用目的や必要な精度について事前に打ち合わせを行い、単に点群データを提供するだけでなく、ノイズ除去等のフィルタリングを施したうえで、等高線図・現況平面図・縦横断図など、お客様が利用しやすいCADデータに変換・加工したデータを提供いたします。